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2022.04.23 | サイトを公開しました!!よろしくお願いします!! |
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2022.04.23 | 令和4年 4月 販売会のお知らせ 4月30日(土) 10時~12時頃まで 那珂市芳野販売所(ふれあいファーム芳野) フェルミエ那珂主催 「いぃ那珂マルシェ」 販売物:イチゴ(梅原農園)・フェルミエ那珂さんの新鮮なお野菜各種 |
2022.04.23 | 令和4年 5月 イベント参加のお知らせ こどもクエスト番外編 キッズファーマーズマーケット 5月3日(火) 9時30分~15時30分頃まで 静峰ふるさと公園 お野菜の先生 入江 紫織さんのお手伝いで、こどもたちと一緒に野菜の勉強や販売をします。 ※詳細は静峰ふるさと公園のインスタグラムでご確認ください。 |
天候や仕入れ状況により、内容や販売物に変更が生じる場合がありますので、ご了承ください。 農業研究部に関するお問い合わせは、農業研究部TwitterのDMまで |
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2022.04.23 | サイトを公開しました!!よろしくお願いします!! |
私たちの生活に身近な食品ロスの問題は,SDGs開発目標12「つくる責任つかう責任」ターゲット3にあげられており,世界全体で取り組むべき課題です。日本の食品ロス数値は事業系と家庭系をあわせて612万トンあり,削減目標は2030年度までに半減(273万トン)することと設定されています。
しかしながら農業の生産の現場では、曲がっている、傷が付いているといった野菜の質が低い「規格外野菜」と、過剰生産や需要の低下といった、需給量の不一致による「廃棄」が発生していることを知りました。
こうした廃棄は流通前に行われるため消費者の目にはとまらず「畑の食品ロス」や「隠れ食品ロス」と呼ばれています。
市場に出荷できない規格外野菜の発生率は高く,年間廃棄量は200万トンにものぼるといわれています。
新型コロナウィルス感染症の拡大により,さまざまな活動が自粛・制限されることとなりました。長引く自粛生活は深刻な社会問題となっています。外食や娯楽などみんなが楽しむことの多くが自粛を余儀なくされ,地域全体に活力がなくなり,社会全体が暗くなっています。
水戸農業高校は茨城県那珂市に所在し,地域の方々と販売会や交流会,体験学習などを通じて深く関わってきました。しかし,新型コロナウイルスの感染拡大により,さまざまな活動が自粛・制限されることとなっています。
販売会や交流会は,生産や流通の仕組みを体験することだけでなく,地域に賑わいをもたらすとともに,地域と学校双方の魅力を発信する大きな機会となっています。
そこで私たちは、この課題を解決するため
SDGsが目指す持続可能な生産と消費の仕組みを作ります。
第一弾として、規格外イチゴを使った商品を開発します。
この商品の販売を通じて、コロナ禍で元気のなくなった地域に再度賑わいを生み出し、産業に貢献できる活動を提案します。
イチゴの風味を最大限いかすため、水分量の調節をして、ペーストを多く練りこみ、香りが際立つよう工夫しました。さらに、種のプチプチ感を残した、ロングタイプの、太い「タリアテッレ」と,細い「スパゲティ」の2種類を用意しました。
パッケージデザインも自分たちで考えました。
梅原農園×ジェノヴァ×水戸農業高校のコラボだということと,見てすぐに「イチゴだ!」とわかるようなパッケージを目指しました。とてもかわいらしく好まれるデザインができたと思います。 お客様からもパッケージの良さは好評でした。
まず私たちの活動を理解し、賛同してくださるパートナーを探しました。
地元那珂市でSNSを駆使し農家さんをフォローしている,「かつぎや 入江商店」の入江 紫織さんが,興味を持ってくださいました。
入江さんの計らいにより、那珂市芳野販売所の敷地で、定期的に開催されている「いぃ那珂マルシェ」に参加させていただくことになりました。初めての販売は令和3年4月,数量限定で並べていただきました。用意した個数は即完売しました。
来てくださったお客様をはじめ,那珂市や近隣地域の農家と飲食店で組織する「フェルミエ那珂」のみなさんや、那珂市役所のみなさんと交流を深めることができました。
私たちの活動に興味を持ってくださった、テレビ局、各種新聞社、ラジオ、雑誌などのメディアが取り上げていただきました。
こうしたメディアでの掲載が引き金となって,SNS上でも,情報が拡散していきました。
販売会では,多くのお客様から「テレビみたよ」「新聞を読んだよ」とお声をいただいています。
また電話やメールでの問い合わせもメディア経由が多く,広告の重要性をあらためて感じるとともに,私たち高校生が持つブランド力についても価値があることを理解しました。